和楽器ってかっこいい!

子どものころから鍵盤の楽器は習っていましたが、高校、大学と学業が忙しくなって音楽とは遠ざかってしまっていました。
社会人になり、仕事も慣れてきて落ち着いてきたころ、地元の社会人向けの講座が格安で受けられる事を知ったのです。
その講座の中にあったのが「津軽三味線」でした。

 

和楽器ってかっこいいかも、という理由で安易に受講することを決めました。
三味線は、講座の時間中、1人に1棹使う事ができ、希望すれば、格安でレンタルもできました。
太棹の三味線をかかえただけで、わくわくしました。

 

先生の見本演奏もカッコ良く、早く弾けるようになりたいと思いました。
さて、スタートしたものの一番最初の難関は、撥の持ち方。
私の手が小さいという事もあるのですが、もっているだけで手がしびれてきます。

 

さらに、弦へあてる角度が難しく、良い音がなかなか出ませんでした。
それでも、1か月がたつころには、少しずつ音が出るようになりました。
少し指を動かせば、「さくら」の初めの部分ができるようになり、さらに楽しくなりました。

 

目標は、1曲弾けるようになることで、通勤中もCDを聞いてイメージを膨らませます。
三味線は、楽譜が5線譜ではないので、教室を休むと分からなくなってしまいます。
ほぼ皆勤状態で6ヶ月間を過ごしました。

 

最後には、希望者だけがミニステージに立つ事ができ、出演させていただきました。
本当に、和楽器ってかっこいいです。
その後1年半ほど、その講座がなくなるまで続けました。

 

自前の太棹も購入し、数曲弾けるようになり、大満足です。
今は、忙しくて出来ませんが、また時間が出来たらスタートしたいです。

 

 

 

今から数年前にシアトル系カフェでアルバイトをしていました。
そのカフェでは1年に1回、社員・アルバイト向けのコンテストが行われていて、各店舗の代表者が接客の技術やバリスタの技術、豆に関する知識を競い合うといったものでした。
幸運にも私はそのコンテストに挑戦する資格を得ることが出来ました。

 

バンプオブチキンのノーヒットノーランという曲はその当時に出会った曲です。
みんなからの期待を背負っているバッターが期待に対するプレッシャーや不安などを抱えつつもそれを人に見せずにバッターボックスに立っている時の心理を歌った歌なのですが、歌詞から感じ取れるバッターの気持ちが当時の私の気持ちと見事にマッチしてコンテストに対して緊張していた私の背中を押してくれました。
この曲を教えてくれたのは当時想いを寄せていた店長だったのですが、今でもこの曲を聴くと当時の淡い恋心と共に何かに挑戦する強い気持ちを思い出させてくれます。

 

私にとってこの曲は未だに応援歌です。

 

 

私は、ウィーン合唱団が好きなのですが、彼らが歌う歌の中でも特に好きな歌が【ウィーン少年合唱団/世界をめぐる】というCDに収録されている『野ばら』という歌です。
このCDに入っている音源は、1964年の12月にウィーンで録音されたもので、よくこの貴重な音源をCD化してくださったなと思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。
このCDの『野ばら』は、切なくも、まるで母親の大きな愛情に包まれているかのような、そんな感じがして、聴いていると心があたたかくなります。

 

心が疲れた時にこの歌を聴くと、心包まれる感じにとても心が癒され、安らぐのです。
今のウィーン少年合唱団の歌声も、もちろん素敵ですが、昔のウィーン少年合唱団の歌声は、今よりさらに繊細でまとまっており、まるで高級な絹の糸のようです。
今の春の穏やかな季節にぴったりな一曲だな、と思います。

 

これからも、はじめの方に打ったCDに収録されている『野ばら』という歌は私にとって愛聴歌であり続けることでしょう。